クレカのABC編集長の早瀬(@card_abc)です!
リクルートカードに限らずクレジットカードは、締め日や引き落とし日を正しく把握する必要があります。
なぜなら残高不足だと引き落としが行われず、カードの持ち主の信用情報が悪くなるからです。
この記事ではリクルートカードの締め日や支払日、残高不足だとどうなるのか?という点を解説します。
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リクルートカードの締め日と引き落とし日
リクルートカードの締め日、引き落とし日、pontaポイント反映日は以下です。
例えば9月10日の請求分だと、7月16日~8月15日の間に決済した代金が対象です。
そしてpontaポイントの反映日は引き落とし日の翌日、つまり9月11日となります。
ちなみに金融機関によって引き落とし日が違うカード会社もありますが、リクルートカード会員は上の図の通りです。
リクルートカードプラスの場合
リクルートカードプラスの場合も、通常のリクルートカードと同じです。
締め日が15日、引き落とし日が翌月10日、ポイント反映日はその翌日11日となります。
ボーナス一括払いの場合
ボーナス一括払いの場合の各種日程は、以下のようになります。
対象期間 | 支払日 | |
---|---|---|
夏季 | 12月16日~6月15日 | 8月10日 |
冬季 | 7月16日~11月15日 | 1月10日 |
支払日は通常と同じく、土日祝日の場合は翌営業日へ延期されます。
国際ブランドによる日付の違いはない
リクルートカードはVISA、Mastercard、JCBを使えますが、どれを使っていても締め日や引き落とし日、ポイント反映日などは同じです。
違うのは利用可能店舗やサービスです。
詳しく知りたい人は以下を見てみてください。
⇒ VISAとJCBとMastercardの違い|クレジットカードと国際ブランド
土日や祝日が重なるとどうなる?
引き落とし日が土日や祝日と被ってしまったときは、翌営業日の引き落としとなります。
例えば引き落とし日が金曜だったらその日に精算されますが、土曜だった場合は、週明け月曜日の精算です。
GWや年末年始などの祝日が長く続くタイミングだと、引き落とし日が1週間程度ずれることもあります。
利用明細への反映日は?
利用明細への反映日は一律で決まっていません。
なぜなら事業者と消費者の取引が完了した後、事業者がカード会社に売上請求データを送信するまで反映されないからです。
つまり早ければ当日、遅ければ数週間後もありえるということです。
クレカを連携させてwebで家計簿をつけている方は「25日の決済情報が反映された翌日に22日の情報が反映されている」のような経験をして疑問に思ったことがあると思います。
その理由は、事業者によって売上請求データの送信タイミングが違うからです。
引き落とし日にリクルートカードの口座が残高不足だったときの影響まとめ
再引き落とし日までに口座残高が足りるようにする
リクルートカードは引き落とし日に残高不足だと1円も精算されず、事前に決まっている再引き落とし日にもう1度引き落とし処理をされます。
なので残高不足になってしまった人は、再引き落とし日までに口座にお金を補填するだけでOK。
それができない場合、発行会社に電話して精算方法や日程の相談をする必要があります。
再引き落とし日は国際ブランドおよび金融機関によって違います。
VISA・Mastercardの再引き落とし日
一部の金融機関だけに再引き落とし日があります。
金融機関 | 再引き落とし日 |
---|---|
京都中央信用金庫 みずほ銀行 三菱UFJ銀行 三井住友銀行 横浜銀行 |
毎営業日(月末まで) |
その他 | なし |
再引き落とし日がない金融機関をご登録の方は、発行会社に電話して振り込みなどの対応を相談しましょう。
JCBの再引き落とし日
JCBも金融機関によって違います。
金融機関 | 再引き落とし日 |
---|---|
三菱UFJ銀行 三井住友銀行 りそな銀行 |
毎営業日(月末まで) |
みずほ銀行 | 毎月25日 |
その他 | なし |
その他の方は以下へ電話して、振り込み精算の相談をしましょう。
JCB調査デスク
06-6944-2222
9:00AM~5:00PM
(土・日・祝・年末年始休)
再引き落とし日も残高不足だったらどうなる?
カードの利用が一時停止され、発行会社から連絡が来ることもあります。
ただし連絡の有無に関わらず支払い義務からは逃げれられません。
いずれにしても電話で直接話して精算期限を確認しましょう。
延滞が61日以上続いたらブラック確定
1回目の引き落としができなかっただけでは、正直大きな問題になりにくいです。
しかし再引き落としができないと信用情報に傷がつき、最悪ブラックになる恐れがあります。
ブラックになるとクレカやローン、融資などの審査で非常に不利です。
ブラックになるタイミングは一概に言えませんが、1番遅い場合でも61日延滞したら100%ブラックになります。
現金が足りない人はACマスターカードで乗り切るべき
支払いを延滞するくらいなら他のクレカでお金を作り、支払いを間に合わせるのも1つの手です。
キャッシングをすれば当日現金を手に入れることができます。
ただし給与等で精算目処が立っている場合のみ利用しましょう。
リクルートカード以外持っていないということであれば、ACマスターカードの発行がおすすめです。
年会費無料で最短即日受け取り可、キャッシングOKのぴったりな条件と言えます。
審査が甘いカードにも申し込んでおくと良い
もし近日中にお金を作って精算しなければいけないということであれば、他にもカードを申し込んでおきましょう。
なぜならクレカ審査に落ちて、発行できない可能性があるからです。
しかし多重申し込みになると審査で落ちやすくなるので、申込みは合計2~3に留めましょう。
リクルートカードの支払い方法と手数料
リクルートカードの支払い方法は以下4種類です。
- 1回払い(一括払い)
- 分割払い
- リボ払い
- ボーナス一括払い
手数料がかかるのは、分割払いとリボ払いです。
分割払いの回数による手数料の違い
分割払いは支払い回数に応じて手数料が変わります。
2回払いだと無料で、3回以上は回数が増えるほど手数料も高くなっていくんです。
またお持ちのリクルートカードの国際ブランドによって手数料が違います。
以下から手数料の詳細を確認してください。
VISA・Mastercard⇒ 手数料を確認する【MUFGカード公式】
JCB⇒ 手数料を確認する【Recruit Card(リクルートカード)公式】
あとから分割払いにする方法
「1回払いで支払ったけどやっぱり分割払いにしたい」ということであれば、申請することで変更できます。
VISAとMastercardなら引き落とし日の2週間前まで。
JCBなら約1週間前まで変更可能です。
また変更する場合は「あとから分割」または「あとからリボ」を選択できます。
分割払いやボーナス一括払いは利用枠を減らす
支払い日を先送りにできる支払い方法は便利ですが、注意点もあります。
それは利用可能枠が減ることです。
例えば利用可能枠30万円の人が料金20万円分のボーナス一括払いをした場合、支払い日までの数ヶ月間、残りの利用可能枠は10万円になります。
私はこれが原因で知らない内に利用上限に達し、カードに請求が来るようにしていたサービスの支払いが滞る経験をしました...。
繰り上げ返済を活用しよう
分割払いやリボ払い、ボーナス一括払いにしているものでも、途中でお金に余裕ができた場合は繰り上げ返済をしましょう。
繰り上げ返済とは、引き落とし日を待たずにカード会社に振り込むことで残金を減らす(or 0にする)返済方法です。
これで手数料が予定より安くなったり、利用枠不足が解消されたりします。
ご希望の方はカード会社に連絡して、変更手続きを行いましょう。
締め日と引き落とし日に関する疑問まとめ
月3万円のnanacoチャージはいつが締め日?
リクルートカードのポイント対象となるnanacoチャージの「月3万円」の集計期間は毎月16日~15日です。
つまりリクルートカード利用料金全体の集計期間と同じです。
例を出すと、5月16日に3万円一気にチャージしたとしたら次にポイント対象になるのは6月16日となります。
しかし5月15日に3万円チャージした場合は、翌日の5月16日に3万円チャージしたとしてもどちらもポイント還元対象です。
nanacoを活用することで公共料金の支払いでもポイントが貯まるので、ぜひ利用しましょう。
締め日や引き落とし日は変更できる?
変更できません。
しかし引き落とし日に精算することができない場合はカード会社に連絡し、いつなら精算できるのかを伝えましょう。
締め日当日の買い物はどうなる?
23:59までの買い物分まですべて集計対象です。
翌月の支払いが厳しい場合は、日付が変わってから購入しましょう。
締め日が過ぎてから引き落とし口座を変更できる?
できません。
確定分を精算してから変更しましょう。
ただし振り込む際は、登録しているものとは別の金融機関を使うこともできます。
まとめ
リクルートカードの締め日、引き落とし日、pontaポイント反映日をおさらいします。
支払いを延滞すると信用情報が悪くなったり、カードを強制解約されてしまいます。
バイトや他のクレカを上手く活用して延滞しないようにしましょう。