クレカのABC編集長の早瀬(@card_abc)です!
年会費永久無料のクレジットカードには罠があります。
それは
「初年度無料」
「前年〇〇以上の利用で翌年無料」
このような条件付きのケースが多いという点です。
この記事では無条件に年会費永年無料のおすすめカード3枚をランキング形式で発表します。
”無料×お得”を追い求める方にとっては非常に有益な内容です。
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年会費永久無料カードの選び方とランキングの基準
年会費永久無料カードの選び方
年会費無料といっても2種類あります。
- 条件付きで無料
- 無条件で永久無料
この記事では無条件で永久無料のカードの中から、3枚厳選しました。
無条件のほうが役に立たない、といった傾向は全く無いので安心してください。
ランキングの基準
年会費無料カードの中では珍しい、あるいは秀出た機能や特典があるカードを厳選しました。
ゴールドカードに劣らない優秀なカードです。
エポスカード | リクルートカード | ライフカード | |
---|---|---|---|
年会費 | 永久無料 | 永久無料 | 永久無料 |
ポイント還元率 | 0.50~1.25% | 1.20~4.20% | 0.50~1.50% |
海外旅行傷害保険 | 最高500万円 自動付帯 |
最高2,000万円 利用付帯 |
なし ※条件付き年会費 無料版ならある |
ETCカード | 発行手数料 &年会費無料 |
年会費無料 発行手数料1,000円 |
発行手数料 &年会費無料 |
家族カード年会費 | 発行不可 | 永久無料 | 永久無料 |
その他 | 優待特典 ボーナスポイント |
電子マネーチャージでも ポイント還元率1.2% |
会員ランク制度 ボーナスポイント |
それでは各カードの特徴まとめを端的に説明します。
2020年おすすめの年会費永久無料カードランキングTOP3
1位:エポスカード
年会費 | 永久無料 |
ポイント還元率 | 0.50~1.25% |
海外旅行傷害保険 | 最高500万円 自動付帯 |
ETCカード | 年会費無料 発行手数料1,000円 |
家族カード年会費 | 発行不可 |
その他 | 優待特典 ボーナスポイント |
年会費無料カードの中で1番おすすめしたいのがエポスカードです。
ポイントを貯めるのにはあまり向いていませんが、優待特典が非常にお得です。
対象店舗は全国に10,000店舗以上あり、エポスカードを見せるだけで割引やサービスを受けられます。
さらに自動付帯の海外旅行保険つきです。
カードの機能そのもの以上に、特典が充実しており、財布に忍ばせておくサブカードに向いています。
2位:リクルートカード
年会費 | 永久無料 |
ポイント還元率 | 1.20~4.20% |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 利用付帯 |
ETCカード | 年会費無料 発行手数料1,000円 |
家族カード年会費 | 永久無料 |
その他 | 電子マネーチャージでも ポイント還元率1.2% |
ベースのポイント還元率が1.2%と、非常に高いカードです。
年会費無料のカードは0.5%のものが多く、高くとも1.0%までであることがほとんどです。
Suicaやnanacoのチャージで使った場合も、1.2%のポイントがもらえます。
さらに最高2,000万円の海外旅行傷害保険がついています。
年会費無料でここまで充実した内容なのは魅力的です。
3位:ライフカード
年会費 | 永久無料 |
ポイント還元率 | 0.50~1.50% |
海外旅行傷害保険 | なし ※条件付き年会費 無料版ならある |
ETCカード | 発行手数料 &年会費無料 |
家族カード年会費 | 永久無料 |
その他 | 会員ランク制度 ボーナスポイント |
誕生日がある月のポイント還元率が1.5%と非常に高く人気のカードです。
普段使いではなく、、誕生日の月だけ使いまくるというのが賢い使い方です。
しかしそれだけではなく、年間200万円のショッピング保険や盗難保険までついています。
また年会費などの条件は変わりますが、「旅行保険付き」「リボ払い専用」など+αのついたカードがあるため、あなたに合ったものを選べます。
それでは1位のエポスカードから詳細に解説します。
1位:年会費永久無料で特典が豊富な「エポスカード」
エポスカードの残念な点
1.ポイント還元率が低い
エポスカードの基本還元率は0.5%です。
年会費無料カードでは1番よくある還元率ですが、1%のカードも複数あるので高いとは言えません。
2.国際ブランドはVISAのみ
実はエポスカードはVISAのカードしか作れません。
国際ブランドはVISAの普及率が1番高いので、大体の人には問題ないです。
しかし他の国際ブランドにこだわりがある人にとっては、デメリットとなってしまいますね。
エポスカードの優れている点
1.全国10,000店舗を超える優待施設
エポスカードには優待特典がついており、持っているだけで特典を使えます。
対象店舗は全国で10,000店舗を超えており、飲食店や宿泊施設、映画などジャンルも幅広いです。
優待特典付きのクレジットカードは少なく、ゴールドカードでも一部のカードにしか付いていません。
エポスカードは年会費無料の一般カードでありながら優待特典がついている、非常に貴重なカードです。
2.自動付帯の海外旅行傷害保険
海外旅行保険付きなのも魅力的です。
しかもまたもや年会費無料カードには珍しく、自動付帯の保険です。
自動付帯だと無条件で保険が適用になります。
対象 | 最高保険金額 |
---|---|
傷害死亡 後遺障害 |
500万円 |
傷害治療 | 200万円 |
疾病治療 | 270万円 |
賠償責任 (免責なし) |
2,000万円 |
救援者費用 | 100万円 |
携行品損害 (免責3,000円) |
20万円 |
大抵のカードは利用付帯で、条件をクリアしないと保険が適用になりません。
3.年会費無料のゴールドカードをGETするチャンス
エポスカードを利用していると、ゴールドカードのインビテーションが届く場合があります。
エポスゴールドカードは通常年会費5,000円ですが、インビテーションが来た人は永久無料で使えます。
この基準は公開されていませんが、「年間利用額50万円以上」である可能性が高いです。
詳細は別記事で解説しますが、いずれにしても永久無料のゴールドカードは他にありません。
4.マルイやモディで特別割引
エポスカードを持っていると、マルイ・モディで割引を受けられます。
- 実店舗&ネット通販で年4回10%OFF
- マルイのネット通販で配送料がポイントで戻ってくる
エポスカードはポイント還元率が低い代わりに、さまざまな割引が充実しています。
5.即日手に入る
エポスカードはマルイの実店舗で受け取る場合、最短即日受け取ることが可能です。
急遽クレジットカードが必要になり、どうしてもすぐに欲しい人はエポスカードを申し込みましょう。
プラチナカードも条件付きで年会費永久無料?
エポスカードを使っていく中で来るインビテーションは、エポスゴールドカードのものです。
しかしその後エポスゴールドカードを使っていくと、また別のインビテーションが来ます。
それはエポスプラチナカードへの招待で、年会費30,000円が20,000円になります。
プラチナカードに関しては、残念ながら年会費無料にする方法がありません。
2位:「リクルートカード」は高還元率で年会費永久無料
リクルートカードの残念な点
1.ポイントの仕組みが複雑
リクルートカードは2種類のポイントを扱います。
- リクルートポイント
- ポンタポイント
リクルートポイントは同レートでポンタポイントに換えられます。
なので最終的にはポンタでまとめることができるのですが、ややこしいですよね。
2.ポイント関連以外は普通
このあとのメリットで解説しますが、リクルートカードはポイントに強いカードです。
しかしポイント面以外は、特別良い点はありません。
他のカードと比べて劣っているというより、大体同じような機能というイメージです。
リクルートカードの優れている点
1.ポイント還元率がトップクラス
リクルートカードのポイント還元率は1.2%です。
無条件でここまで高い年会費無料カードは、他にありません。
試しに有名な「三井住友VISAカード」のベーシックタイプであるクラシックカードと比較してみます。
三井住友クラシックカード | リクルートカード | |
---|---|---|
ポイント還元率 | 0.5% | 1.2% |
毎月の利用額 | 10万円 | |
年間獲得ポイント | 6,000pt | 14,400pt |
20年後の総額 | 12万pt | 28.8万pt |
20年後にはリクルートカードの方が、約17万ポイントも多く獲得できます。
また毎月の利用額を仮に10万円として計算しましたが、公共料金などの支払いもクレカにしている人はもっとポイントを貯められるでしょう。
2.Suicaやnanacoチャージでもポイントが貯まる
リクルートカードを使って電子マネーチャージをすれば、ポイントを二重取りできます。
二重取りとは例えば1,000円使うにしても、チャージと利用(支払い)の両方でポイントをGETすることです。
最近はチャージ分はポイント対象外となるカードが多いです。
その中で1.2%のリクルートカードがポイント対象なのは非常に心強いです。
3.じゃらんやホットペッパーでポイント最大4.2%
リクルートカード保持者はリクルートのサービスで優遇されます。
具体的にはじゃらんやホットペッパーの支払いに使うと、ポイント+2.0%です。
またポンパレモールというサイトなら+3.0%なので、最大4.2%で利用可能です。
年会費有料のリクルートカードプラスは募集終了
リクルートカードは「リクルートカード」と「リクルートカードプラス」の2種類があります。
リクルートカードプラスは年会費有料の代わりに、ポイント還元率が2%で人気カードでした。
しかし現在は新規申し込みを受け付けておらず、年会費無料のリクルートカードのみとなっています。
3位:定番の「ライフカード」も年会費永久無料
最後は定番クレジットカードのライフカードです。
ライフカードは種類が豊富ですが、ここでは年会費が無条件で無料のスタンダードタイプについて紹介します。
ライフカードの残念な点
ライフカードはバランスの良いカードですが、海外旅行傷害保険がありません。
保険付きのライフカードもありますが、そちらだと条件付きで年会費無料なので少し面倒です。
他のクレジットカードと組み合わせてカバーするほうが良いでしょう。
ライフカードの優れている点
1.誕生月はポイント還元率最高クラス
ライフカードのポイント還元率は0.5%なので、決して高くはありません。
しかし誕生月は3倍の1.5%となり、リクルートカードすら超えます。
ポイントの有効期限も最長5年なので、誕生月だけ使う用のカードにできます。
2.年間50万円以上利用でボーナスポイント
誕生月以外も利用するのであれば、ボーナスポイントも獲得しましょう。
年間50万円以上利用した場合は、300ポイントをボーナスとしてもらえます。
ライフカードは支払うポイントの5倍相当のものと交換できるので、これは実質1,500ポイントです。
年会費永久無料だけでなく有料のシリーズもある
ライフカードは「ライフカード(年会費無料コース)」が1番スタンダードですが、その派生として登場したカードも複数あります。
どれもベースの機能は同じですが、細かい特典や年会費に違いがあります。
例えば年会費5,000円の代わりに、クレカを中々作れない人も発行しやすいライフカードCH。
旅行傷害保険やカード会員保証も付いていて、無料版の上位互換となっています。
これはNG!年会費永久無料でもおすすめできないクレジットカード
年会費無料カードの中には、あまり評判が良くないものもあります。
無料の時点で文句は言えないですが、無料でもおすすめできないカードを1枚紹介します。
アプラス発行のTカードプラス
おすすめできないカードは、Tカードプラスのアプラス発行ver.です。
アプラスで発行したTカードプラスは初期設定がリボ払いになっています。
カード取得後に申請すれば一括払いに変更できますが、知らずに使ってしまっていたという人から多く多数の不満が寄せられています。
アプラスカード、ほんとクソだよ!Tカードプラス作った時点で勝手にリボ払いに設定されてるし💢一括で払ってると思ってたのに払う必要ない利息払わされてるし💢作った時に説明ぐらいしろ!💢みんなもアプラス持ってたら確認したほうがいいよ!!💢💢💢
— あゆみ💭 (@X1Akc) January 25, 2017
アプラスカード初期設定リボ払いの件。まぁ自己責任と言われればそうかもしれないけど、絶対に悪意ある。対応もずさんだし、いやらしいな。気付かなかったらそれで利子とって稼ぐ作戦なんでしょ??この際TSUTAYAも使いたくなくなる。被害者が増えないことを祈る。
— 。。。 (@SAKURA__mao) February 27, 2019
Tポイント貯めてるアプラスカード、ご利用明細の通知来たから確認してたら「リボ払い」設定になってたんだけど………
まぁこのカードで買物したことないし、ポイント貯めるだけに使用してたけど怖いな。— TOMO@9m👶♂ (@TOMO13912859) July 22, 2019
RT 勝手なリボといえば同人イベント申し込みの提携によくなってるb2オンラインのアプラスカードだよ〜
初期設定がリボになってるから、支払いの時一括て設定しててもリボになってるやつ。— 焚火🍋 (@takibi_cicada) May 24, 2019
事前に知っている人は少なく、もし知っていても申し込みからカード到着までに時間が空くので忘れてしまいますよね...。
ただし「Tカードプラス」自体がNGなわけではありません。
「Tカードプラス」がほしいならSMBCモビット発行がおすすめ
アプラスではなくSMBCモビット発行のTカードプラスであれば、初期設定が一括払いなので問題ありません。
年会費永久無料なだけでなく、モビットカードローン一体型であったり、Tポイントが貯まる等のメリットがあります。
ただしSMBCモビットカードを持っている人でないと、Tカードプラス(SMBCモビットnext)には申し込めません。
まとめ
年会費永久無料のカードにも、優秀なカードはたくさんあります。
年会費がかからない以上、何枚利用しても損することはありません。
なので高い年会費を支払うのはもったいないですよね。
無料であれば気になるカードはすべて使ってみて、あとで絞っていくのも良いでしょう。