クレカのABC編集長の早瀬(@card_abc)です!
JCBカードは銀行系に分類されるクレジットカードなので、基本的に審査が厳しい傾向にあります。
しかしJCB CARD Wの審査はあまり警戒しなくて大丈夫です。
JCBカードがほしいけど審査に自信がないという人は、JCB CARD Wを選ぶのが良いでしょう。
この記事ではJCB CARD Wの審査難易度や、審査で落とされる人の原因、審査にかかる時間について解説します。
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届くのは遅い?JCB CARD Wの審査にかかる時間
審査日数は最短3営業日
公式発表ではJCB CARD Wの審査は最短3営業日です。。
しかし実際には以下のような人もいます。
申込完了後に10分程度で結果通知。
当日中には結果は来ず、申込日の翌日朝に審査結果が来ました
つまりJCB側が長めに見積もって最短3営業日と言っているだけで、実際には最短即日で審査完了ということもあり得るようです。
とはいえ一週間程度かかった人もいるので、必ずしも早いわけではありません。
到着まではおよそ1週間
3営業日で発行する前提だと、申し込みから到着までは一週間を目安にしてください。
実際に口コミを見ていても、6~8日程度で手元に届いた人が多いです。
もし申し込み当日に審査完了になった場合は、到着も早まります。
審査結果が来ないときの審査状況照会方法
専用ページで照会可能
審査結果を通知するメールが中々来ない場合、審査状況を照会することをおすすめします。
専用のWebページが用意されているので、入会受付番号(または照会番号)と判定状況確認用キーワードを入力するだけで照会できます。
画面はこんな感じですね。
JCBカードの審査判定状況確認キーワードを忘れた場合は?
もし判定状況確認用キーワードを忘れてしまった場合は、申し込み受付完了メールに記載の電話番号に連絡すれば、審査状況を確認可能です。
その際は登録した住所や電話番号等を聞かれることになるので、それだけは事前に準備しておきましょう。
JCB CARD Wの審査は厳しい?難易度解説
若者向けなので審査が厳しいということはない
JCB CARD Wに申し込めるのは、18~39歳のみです。
つまり基本的には若い層に向けて発行されるカードと言えます。
JCB CARD Wに限らず若者向けのクレジットカードは、今のステータスではなく将来のステータスに期待して発行されるので、審査が厳しくありません。
ちなみに年会費無料でポイント還元率が高いのも、経済力の低い若者にしか発行しないからです。
年収やステータスは気にする必要なし
他のJCBカードの審査と具体的に何が違うかと言うと、年収や資産、役職などのステータスを気にしなくていいという点です。
若者でステータスが高い人はほんの一握りでしょう。
大体の人はまだ役職がなく、年収も平均未満で、資産どころか貯金すらまともにないのは自明の事実です。
JCB側もそれを理解した上で対象年齢を低くしてカードを用意しているので、審査の基準もそれらを考慮するということになります。
学生はむしろ審査通過しやすい
若者向けのクレジットカードは、なんなら社会人よりも学生の方が審査通過の可能性が高いです。
なぜなら社会人や新社会人よりも学生の将来性の方が予測困難だからです。
しかも学生の場合は支払い能力を世帯年収で判断されるので、本人のレベルとは関係なく親のステータスが高いほど審査で有利になります。
さらに学生時代から馴染みのあるクレジットカードになれば、生涯使ってくもらえる可能性も高まります。
そのためカード会社は学生に対して、できるだけクレジットカードを発行したいのです。
専業主婦の審査通過可能性はあるが無職は厳しい
JCB CARD Wは専業主婦の方でも審査通過例が見られるので、世帯として安定的な収入があれば本人の収入を気にする必要はありません。
ただし主婦でもなんでもなく、無職だという方は話が別です。
年齢だけでなく安定的な収入も申込み条件に含まれているので、無職での審査通過はほぼ不可能でしょう。
在籍確認や本人確認の電話はない
JCB CARD Wの審査を受けた人の口コミを見ていると、会社への在籍確認や本人確認の電話はないケースが多いようです。
実際に私が申し込んだときも、一切音沙汰なく、審査完了&発行になりました。
この点からもある程度ラフな審査体制になっていることが分かります。
JCB CARD Wの審査で落ちた人の原因5つ
申し込みやすいとはいえ、JCB CARD Wは「審査が甘いカード」として紹介されるほどゆるい審査でもありません。
以下のどれかに当てはまっている人は審査で落とされる可能性があります。
それぞれ解説していきます。
1. 借金がある
借金とは消費者金融や銀行からの借り入れだけではありません。
クレジットカードでのキャッシングやカードローン、リボ払いなども含みます。
これらはどれも残高がある場合、等しく「借金」として扱われます。
借金があるなら支払い能力に問題があるという見方をされるので、年収が高くても審査で不利になります。
申し込み前にできるだけ返済しておきましょう。
2. 安定した収入がない職業
先ほどもちらっと言いましたが、申込み条件の1つに「安定した収入」があります。
つまり見られるのは、単純にクレジットカードを使えるだけのお金があるかだけでなく、継続して利用し続けられそうかです。
以下が収入の安定度の目安になります。
職業 | 収入の安定性 |
---|---|
公務員 | 超高い |
会社員(上場) | 超高い |
会社員(非上場) | 高い |
社長 | 高い ※業績で評価が変わる |
個人事業主 | 低い~普通 ※業績で評価が変わる |
専業主婦 | パートナーの支払い能力次第 |
学生 | 世帯(親)の支払い能力次第 ※アルバイトをしている方が良い |
派遣社員 | やや低い |
フリーター | 低い |
アルバイト・パート | 低い |
無職 | 超低い |
よく年収の高いフリーランスが賃貸の入居審査で落とされるのも、収入の不安定さが原因です。
3. 自己破産から5年以内
いわゆる「喪中」と呼ばれる、自己破産から5年以内の人が審査でかなり不利です。
喪中状態は、クレジットカード審査において1,2位を争うくらい審査通過率が低い傾向にあります。
JCB CARD Wの審査だとほぼ間違いなく落とされると思っておいてください。
4. クレジットヒストリーに傷がある
クレジットヒストリーとは、簡単に言うとクレジットカードや借金など「信用」をもとに行われている取引の履歴のことです。
この履歴情報は個人信用情報機関に集められており、クレカ審査の際などに企業がチェックします。
そのため携帯料金やクレジットカードなどの利用料金支払い遅延を経験したことのある方は審査で落とされやすいです。
本人の自覚がない未払い情報などがあった際も同様にマイナス評価になります。
5. スーパーホワイト
30代以上になっても参照できる信用情報がない人を「スーパーホワイト」と言い、クレカ発行経験すらない人が典型例です。
悪いクレジットヒストリーがあるのは審査でマイナスですが、クレジットヒストリー自体ないとなると信用を評価することすらできないので、結果的に審査で落とされるケースが多々あります。
若いうちは問題になりませんが、30歳以上の方は大問題です。
その年齢になってすら直近5年以内にクレヒスがないなんて、事情があるに違いないと疑われてしまうからです。
初期費用が少し高くなりますが、まずは以下の記事で紹介しているような審査激甘のカードを確実に作り、半年以上利用履歴を積み上げましょう。
⇒ 審査落ちまくりの人でも持てるデポジット式ライフカードはこちら
JCB CARD Wの審査を最短日数で合格する方法
JCB CARD Wの審査合格率をできるだけ高める&できるだけ早く終わらせるための方法をまとめました。
それぞれ解説します。
1. キャッシングは希望しない
クレジットカード会社にとって「現金を貸す」という行為は、非常にリスクの高いことです。
キャッシュフローやビジネスモデルの都合上、カード払いの方が安全。
そのためキャッシングの審査は、カード審査において1番慎重に行われるので時間がかかります。
また希望額が高すぎると、そもそもカードを発行するかどうかにすら影響を及ぼす可能性があります。
そのため申込込み時点ではキャッシングを希望しないようにしましょう。
2. 同時期に他のクレカに申し込まない
一定期間に多数のクレジットカードに申し込むことを多重申し込みと言います。
多重申し込みは審査で不利になるだけでなく、仮に合格したとしても利用限度額が少なくなるので良いことなしです。
具体的な基準は定められていませんが、安全圏の目安としては「半年間に2枚まで」と思っておいてください。
3. 借入や未払金は全額返済
借金や未払金がある人はできれば全額返済してから申し込みたいところです。
特に心当たりがなくても未払い金には注意してください。
学生時代にスマホ料金を親御さんに支払ってもらっていて、そのときに未払いになっている月があった、といったことは意外とよくあります。
心配な人は数分で済むので、クレジットヒストリーを発行してみてください。
4. 申請情報のミスに気をつける
申請情報の入力ミスがあっても、カード会社側がわざわざ確認してくれることはほぼありません。
住所などの書き間違えならまだしも、年収の0が1つ足りなかったなどがあると審査で落とされることは間違いないです。
あとから確認しようがないため、それが原因で落とされても本人は気づけません。
申し込み前によく確認しましょう。
5. ETCカードや家族カードなど関連カードを希望しない
関連カードの発行は審査の合否には影響しません。
しかし発行手続きの手間を増やしてしまうため、手元に届くのが遅くなる可能性があります。
※JCB CARD Wと関連カードは別々の日程で届きます。
急ぎの人は一旦JCB CARD Wを受け取ってから申請するのが得策です。
⇒ 【体験談】JCB CARD Wの厄介すぎたデメリット3つ
まとめ
JCB CARD WはJCBカードの中ではかなり挑戦しやすい部類のクレジットカードです。
ただし以下に当てはまる人は審査で落とされる可能性があるので要注意。
18~39歳限定で年会費無料のお得カードなので、気になる人はぜひゲットしてくださいね。