クレカのABC編集長の早瀬(@card_abc)です!
バンドルカードと類似した決済方法は、割と多くあります。
ただし欲しい機能によっておすすめできる類似アプリorカードは違うものです。
なのでこの記事では
「後払い」
「前払いチャージ」
「審査なし」
という要素に分けて、類似決済方法を紹介していきます。
あなたの欲しい機能の箇所だけ読んでもらえると幸いです。
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バンドルカードの類似アプリ&プリペイドカード(前払い)
まずは後払い機能を持った決済方法という観点で、類似アプリを3つ紹介します。
先にネタバレすると、3つとも今話題の「QRコード決済」です。
メルペイ | Origamipay | 楽天ペイ | |
---|---|---|---|
後払い機能 | ○ | △ ※クレカを連携で後払い |
△ ※クレカを連携で後払い |
支払日 | 翌月27日 | クレカ次第 | クレカ次第 |
上限金額 | ~20万円程度 | クレカ次第 | クレカ次第 |
分割払い | × | ○ | ○ |
ポイント | × | △ ※クレカの分のみ |
○ ※クレカと楽天ペイ両方 |
解説へ飛ぶ |
それぞれについて詳しく解説します。
1. メルペイ
1つ目は、メルカリアプリで決済する「メルペイ」です。
メルペイはQRコード決済の中で唯一、後払い機能を搭載しており、審査に通れば限度額内でいつでも後払いを利用できます。
また後払いだけでなく銀行口座からチャージして決済する前払い機能も搭載しているので、使い分けが可能です。
オリガミペイを提供する株式会社Origamiを買収したことで、今後より注目される強力なサービスとなっていくことは間違いありません。
メルペイ後払いのデメリット
クレジットカードに比べて、後払いの上限金額はかなり低いです。
人によって限度額は違いますが確認されている限りだと、数千円~20万円程度になるようですね。
メルカリでの取引件数や評価というより、後払いの利用回数が重要なようで、利用するほど上限が増えやすい仕組みとなっています。
また後払いを利用した月は手数料300円がかかります。
※利用回数に関わらず月単位で一律300円
メルペイのメリット
メルペイはメルカリの売上金でチャージすることもできるため、お金に困っているときはメルカリでお金を作り、即座にメルペイにチャージしてお店で使うということができます。
上手く後払いと使い分けて、お金のない時期を乗り切りましょう。
以下、「すすメルペイ」キャンペーンは終わってしまいました。
最新のキャンペーン情報はコチラを確認ください。
また2019年11月6日(金)から「すすメルペイ」という招待キャンペーンを行っています。
登録時に以下の招待コードを入力で500ポイント、本人確認でさらに1,000ポイントがもらえるので、お好きに活用してください。
現在キャンペーン中です。
招待コード:BCBVBA
2. 楽天ペイ
楽天ペイは、楽天IDで街の店舗やネットショップで買い物ができるサービスです。
Origami payと同じで後払い機能はありませんが、クレジットカードを連携させることで後払いを実現させる決済方法です。
楽天ペイ後払いのデメリット
Origami payと同じように、クレジットカードがないと後払い決済としては使えないということです。
また楽天ペイの場合は、銀行口座やデビットカードと連携させることすらできません。
楽天カード以外でも良いので、ますはクレジットカードを入手しましょう。
楽天ペイ後払いのメリット
楽天ペイだと、後払いができるだけでなく楽天ポイントが貯まります。
例えば楽天カードを連携させると、楽天ペイ(0.5%)と楽天カード(1%)で合計ポイント還元率は1.5%です。
また楽天ポイントで支払うこともできるので、お金に困っている際はポイント払いで乗り切ることもできます。
iPhone ⇒ 楽天ペイDLはこちら
iPhone以外 ⇒ 楽天ペイDLはこちら
3. Origami pay(2020年7月から使用不可)
2つ目の後払い決済方法はOrigami payです。
ただしメルペイのように後払い機能が搭載されているわけではありません。
クレカを連携してOrigami payで決済することでクレカに請求が行き、結果的に後払いになるということです。
【注意】Origami payは6月いっぱいで終了
株式会社Origamiは株式会社メルペイに買収されました。
それによりオリガミペイのサービスは終了し、その分のリソースがメルペイに費やされることとなっています。
2020年4月28日からオリガミペイの一部決済機能は停止し、2020年6月末で完全に利用不可能になります。
今後はますますメルペイが人気になることでしょう。
参照:【お知らせ】 Origami Payサービス終了に関するご案内 | Origami
Origami pay後払いのデメリット
クレジットカードを持っていない人は、銀行口座またはデビットカードを連携させることで決済できます。
しかしその場合は即時払いとなるので、後払いを利用することができません。
Origami payを利用したい方はまずクレジットカードを入手しましょう。
Origami pay後払いのメリット
メルペイと違って手数料がかかりません。
また3%の割引クーポン付きで決済できるので、少し安くなります。
※クレジットカード連携の場合は、1%割引
またドラッグストアを始めとして、一部店舗の20~50%OFFクーポンが発行されることも多々あります。
iPhone ⇒ Origami payDLはこちら
iPhone以外 ⇒ Origami payDLはこちら
バンドルカードと同じような立て替え式プリペイドカードは他にないの?
Paidy
「バンドルカードとほぼ同じようなカード」となるとPaidyが挙げられます。
- プリペイドカード
- 翌月払い可(コンビニ・銀行振込)
- メアドと携帯番号で作成可
- バーチャルカードのみ
特徴はバンドルカードと非常に近いです。
PaidyがNGな理由
はっきり言ってまだ使える店舗が全然なく、Amazon以外では大して使い物にならないと思っています。
対応可能な店舗やサービスは恐らく多くの人が知らないようなマイナーなショップばかりです。
なので少なくとも現時点では、この記事で紹介する決済手段を使う方が便利だと思いますよ。
バンドルカードを複数アカウントで作成する方法
複垢は規約違反
バンドルカードは工夫すれば複数アカウントを作って、複数枚発行することも不可能ではありません。
しかしこれは禁止されており、バレるとポチッとチャージの審査に2度と通らなくなり、最悪退会処分になるのでやめておきましょう。
それでも複数枚作成するとしたら?
ネット上で完全な別人になる必要があります。
つまり氏名や電話番号、IPアドレス等も変えないといけません。
場合によっては何か1つでも情報が被っているとNGになることもありえます。
またこのような行為は最悪警察沙汰になるリスクもあるので、リスクの方が圧倒的に大きいです。
バンドルカードの類似アプリ&カード(前払い)
前払いの「プリペイドカード」という意味でバンドルカードと似た決済方法を探している方には、紹介できるものが5つあります。
※タップすると詳細説明の箇所まで移動します。
すべてプリペイド式なので、審査はありません。
1. au WALLET
au WALLETは、買い物でお財布代わりに使えて、ポイントが貯まる便利なサービスです。
au WALLET アプリを使って、「au WALLET プリペイドカード」の残高確認やチャージ、「au WALLET クレジットカード」の利用状況の確認や、ポイント数などを確認できます。
クレジットカードは後払いが不安だけど、現金の持ち歩きは最小限に留めたいという方には、「au WALLET プリペイドカード」がオススメです。
チャージはアプリから出来るほか、auショップやコンビニのローソンでも簡単に出来ます。
auかんたん決済かじぶん銀行からのチャージなら、オートチャージができるので、万一決済時に残高が不足していても、差額分を自動的にチャージしてくれます。
2. Suica・モバイルSuica
Suicaは電車以外でも広く使える
Suicaは、ペンギンのキャラクターでお馴染みのJR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)のICカードです。
あらかじめチャージしておけば、 鉄道、バス等の利用だけでなく、ICマークがある店舗で、買い物の際にSF(電子マネー)として使用できます。
スマホで使えるアプリ型のApple Pay、Google PayのSuicaは、Suicaカードがなくてもアプリをダウンロードすれば、Suicaを発行することができます。
モバイルSuicaの便利さ
Apple PayのSuicaの場合は、定期券やSuicaグリーン券、モバイルSuica特急券のきっぷも購入可能です。
Google PayのSuicaの場合は、モバイルSuicaと併用すれば、定期券や新幹線のきっぷが購入できます。
入会金や年会費などはもちろん、Suicaカード発行の際のデポジットも無料です。
チャージは、登録したクレジットカードや、WalletアプリからApple Payでチャージするなど、複数の方法があります。
iPhone ⇒ モバイルSuicaのDLはこちら
iPhone以外 ⇒ モバイルSuicaのDLはこちら
3. LINE Pay・LINE Payカード
LINE Payはスマホ決済
LINE Payは、LINEでお金のやりとりも出来るスマホのおサイフサービスです。
あらかじめチャージをして、加盟店での買い物や、LINEの友だち同士での割り勘や送金もできます。
LINE Payが使える店舗だけの特別優待もあります。
規約に同意するだけで簡単に登録可能で、銀行口座やコンビニなどでチャージ出来るので、手軽で便利です。
プラスチックカードも発行可能
また、申込みをすれば、無料でLINEキャラクターのカードを発行できます。
カードは手数料や年会費は無料で、コンビニやスーパーなど国内外のJCB加盟店で利用できます。
LINE Pay カードは事前にチャージして使用するので、使い過ぎの心配がありません。
LINEポイントも貯められて、ポイントは1ポイント1円換算で、LINE Pay残高に交換可能なので、LINE利用者にはオススメです。
iPhone ⇒ LINE PayのDLはこちら
iPhone以外 ⇒ LINE PayのDLはこちら
4. Mastercard®ねっと
visaよりMastercardが良い人におすすめ
Mastercard®ねっとは、クレジットカード番号を発行してショッピングに使えるプリペイド式バーチャルカードです。
国内在住の18歳以上が利用でき、国内外のMastercardが使えるネットショップで利用可能です。
クレジットカード支払いのみのネットショップでも、クレジットカード不要で買い物ができます。
Mastercard®ねっとは3タイプ
タイプは3種類あります。
- 「ちょコム貯金箱タイプ」・・・ ちょコムeマネーが使えます
- 「使い切りタイプ」・・・ コンビニでチャージができます
- 「ギフトタイプ」・・・ ちょコムeマネーで購入(交換)ができます
どのタイプも有効期限が6か月なので、安心して利用できます。
5. 5. Kyash(VISAプリペイドカード)
最近広まってきた超優秀カード
最近注目を浴びている超高還元率プリペイドカードがKyashです。
なんとポイント還元率は1%で、クレカからチャージすることでポイントを二重取りできます。
※2019年10月に改悪(2%→1%)
とはいえ発行手数料も年会費も無料で、1%もポイントが貯まるプリペイドカードは中々ありません。
バーチャルカードとプラスチックカードがある
Kyashはネットでも実店舗でも使えるため、ネット用の「バーチャルカード」と実店舗ようの「プラスチックカード」があります。
両方発行できますが注意したいのは、バーチャルカードは即日発行OKで、プラスチックカードは郵送されるまでに数日~数週間かかるという点です。
いずれにしても両方発行しておくのがおすすめです。
2020年3月からリニューアル版の申し込みもスタート
ICチップ搭載かつ利用限度額やデザインを改善した「Kyash Card」の申し込みがスタートしました。
今までの「Kyashプラスチックカード」は「Kyash card lite」という名称に変更されています。
※詳細な違いは公式ページをご参照ください
とりあえずこれから申し込む人は最新版である「Kyash Card」が1番おすすめです。
「ポチッとチャージ審査で落ちた人」でも見込みありのクレジットカード2枚
バンドルカードの魅力の1つが「ポチッとチャージ」による後払いですよね。
しかい審査を通過できず、クレカ審査もだめ...そんな人もいるでしょう。
そこで「ポチッとチャージ審査で落ちた人」でも審査通過の可能性があるカードを厳選して2枚だけ紹介します。
1.ライフカード(デポジット)
1枚目はライフカードのデポジット式。
年会費は5,000円ですが、ブラックになってしまった人や自己破産をした人など、クレカ難民になってしまった人のために作られたクレジットカードです。
欧米でよくあるデポジット式を採用しており、カード受取時に保証金10万円を預けることで信用を担保します。
保証金はあなたが支払い延滞をしたときに差し引かれ、解約時に残っている金額が全額返ってきます。
つまり延滞しなければ全額返ってくるので安心してください。
⇒ 逆に審査落ちるの誰?ライフカードDp(デポジット)の実態
2.ACマスターカード
もう1枚はACマスターカードです。
ライフカード(デポジット)より見込みが薄いですが、可能性は0ではありません。
年会費無料で最短即日発行できるため、急ぎの方にはおすすめです。
詳細は以下で解説しています。
⇒ ACマスターカードの審査は甘い?メリットやデメリットを解説
審査なしで後払いをするなら携帯電話のキャリア決済サービス
最後にちょっとした裏技的テクニックを紹介します。
タイトルの通り、「審査なし」で「後払い」をしたいならキャリア決済を利用しましょう。
キャリア決済とは以下3つのことです。
キャリア決済とは携帯料金とまとめて請求をしてもらえる仕組みのことで、ネットショッピングやネットサービスで利用できます。
携帯料金支払いのタイミングで精算するため、自然と後払いになる上に手数料もかかりません。
ドコモなら「ドコモ払い」
ドコモユーザーはドコモ払いで後払いができます。
ドコモ払いはキャリア決済の中で唯一、バンドルカードのチャージに対応しています。
ポチッとチャージの審査に落ちたとしても、ドコモ払いでチャージして決済することで、後払いできるのでおすすめです。
auなら「auかんたん決済」
auユーザーはauかんたん決済で後払いできます。
年齢によって限度額が違います。
年齢 | 利用限度額 |
---|---|
~12歳 | ~1,500円 |
13~17歳 | ~10,000円 |
18~19歳 | ~20,000円 |
20歳以上 | ~100,000円 |
ただし自分で利用限度額を設定している場合は、低めになっているかもしれません。
ソフトバンクかワイモバイルなら「ソフトバンクまとめて支払い」
ソフトバンクまたはワイモバイルユーザーは、ソフトバンクまとめて支払いを利用できます。
利用限度額は年齢によって違います。
年齢 | 利用限度額 |
---|---|
~11歳 | ~2,000円 |
12~19歳 | ~20,000円 |
20歳以上 | ~100,000円 |
実際の限度額は人によって違います。
まとめ
バンドルカードと似てる決済サービスを、一通り紹介しました。
さまざまなサービスがありますが限度額やポイント獲得などを考えると、やはりどうにかしてクレジットカードを入手するのが1番お得です。
紹介した類似サービスでつなぎながら、クレジットカード取得を目指していきましょう。